馬だけで裸の将を詰ませられますか?
ここでの回答は、当サイトのオープンソースエンジンが実装しているルールを述べ直したものです。エンジンはアジア象棋連合(WXF)の指し手・詰み・反復局面の両方の裁定を実装しています。連続王手でも長捉でも、反復を強いた側は引き分けではなく負けになります。長捉の裁定は公式判例集での検証をまだ受けていません。具体的な局面に言及する場合、その局面はリンク先の参照ページにあり、公開前に検証されます。
結論
できます。馬と自分の将だけで、裸の将に対しては全4,590局面すべてが勝ちで、最長でも7手で詰みます。鍵は自分の将の協力です。将の対面禁止によって自分の将が筋を一つ封じ、残りの逃げ場と王手を馬が受け持ちます。包一枚だけでは詰ませられないのとは正反対の結論です。
なぜ一枚で足りるのか
九宮は9点しかなく、裸の将が動ける点はさらに限られます。将の対面禁止があるため、自分の将を開いた筋に据えるだけで、相手の将はその筋に入れなくなります。将が筋を封じ、馬が王手と残りの点を受け持つ——この協力で、どの局面からでも詰みまで運べます。エンジンで証明した終盤の結論でも、馬対裸の将は全局面が勝ちです。
守り駒があると話が変わる
相手に士が一枚あると、馬の勝ちは38,595局面中34,964局面(約9割)に下がり、残りは引き分けです。士象が揃った守りに対しては、馬一枚では通常勝てません。なお自分の士や象を足しても、どちらも自陣から出られないので攻めには加われません。馬の本当の相棒は自分の将です。基本の詰みで手順を確認できます。
関連する質問
馬と兵一枚なら詰ませられますか?
詰ませられます。馬と兵対裸の将は全局面が勝ちです。馬一枚でも勝てるので、兵は寄せを楽にする援軍です。
馬二枚なら裸の将を詰ませられますか?
可能です。馬二枚対裸の将も全局面が勝ちで、二枚の馬が異なる方向から逃げ場を塞ぎ合えます。