定跡を丸暗記する必要はありますか?
ここでの回答は、当サイトのオープンソースエンジンが実装しているルールを述べ直したものです。エンジンはアジア象棋連合(WXF)のルールに従い、公式の110局からなる反復局面の判例集で回帰テストしています。具体的な局面に言及する場合、その局面はリンク先の参照ページにあり、公開前に検証されます。
結論
丸暗記の必要はありません。対局相手はすぐに本の手順を外れます。覚える価値があるのは具体的な手の並びよりも、その定跡がそもそも何を狙っているかという目的です。目的さえ分かっていれば、相手が外れた手を指しても対応できます。
手順ではなく狙いを覚える
たとえば中央包なら「相手の中央の兵を正面から狙う」という狙いさえ理解していれば、相手がどんな受けを選んでも、その狙いに沿った次の一手を考えられます。丸暗記した手順は、相手がそこから外れた瞬間に役に立たなくなります。
それでも数手は決まった形で覚える価値がある
最初の四、五手だけは決まった形で覚えておくほうが効率的です。序盤の入り口だけ迷わずに進められれば、そのぶん中盤の読みに集中できます。
関連する質問
定跡書を読む意味はありますか?
あります。ただし手順の暗記が目的ではなく、各定跡が何を狙っているかを理解するために読むのが効果的です。
相手が定跡通りに指してこない場合はどうすればいいですか?
珍しいことではありません。序盤の原則に立ち返り、展開・安全・主導権の三つを基準に自分で判断してください。