包はなぜ終盤で弱くなるのですか?
ここでの回答は、当サイトのオープンソースエンジンが実装しているルールを述べ直したものです。エンジンはアジア象棋連合(WXF)の指し手・詰み・反復局面の両方の裁定を実装しています。連続王手でも長捉でも、反復を強いた側は引き分けではなく負けになります。長捉の裁定は公式判例集での検証をまだ受けていません。具体的な局面に言及する場合、その局面はリンク先の参照ページにあり、公開前に検証されます。
結論
包が取るためには必ず台となる駒が要りますが、終盤は盤上の駒そのものが少なくなるため、台にできる駒が不足していきます。序盤なら簡単に見つかった台が、終盤では自分の駒を使ってでも用意しなければならず、働きが目に見えて落ちます。
車や馬との違い
車は駒が減るほど開いた線が増えて強くなり、馬は足止めが外れて自由になります。包だけが逆方向に動き、駒が減る変化が味方より不利に働く唯一の攻め駒です。駒の価値で序盤と終盤の逆転として触れています。
それでも侮れない理由
士や象は九宮の中にとどまり続けるため、九宮周りには台が残りやすく、包が守備駒を突く力は終盤でも一定程度残ります。士と組み合わせれば裸の将を詰ませられるのもこのためです。
関連する質問
終盤で包を早めに交換するのは良い判断ですか?
多くの場合そうです。ほかの駒より先に価値が落ちる駒なので、有利な交換を急ぐ理由になります。
相手が包を持っているとき、こちらは何を消せばいいですか?
台になりうる駒、とくに自分の象や兵を安全な場所へ動かすか、思い切って交換してしまうことです。