棋譜の書き方は将棋とシャンチーでどう違いますか?
ここでの回答は、当サイトのオープンソースエンジンが実装しているルールを述べ直したものです。エンジンはアジア象棋連合(WXF)のルールに従い、公式の110局からなる反復局面の判例集で回帰テストしています。具体的な局面に言及する場合、その局面はリンク先の参照ページにあり、公開前に検証されます。
結論
将棋は「7六歩」のようにマスを座標で示しますが、シャンチーは駒・筋の番号・移動方向・行き先を組み合わせて手を表します。座標そのものより、駒がどちらの方向にどれだけ動いたかを示す書き方です。
方向の考え方が将棋と違う
将棋の棋譜は基本的に到達したマスだけを示しますが、シャンチーは進(前へ)・退(後ろへ)・平(横へ)という方向をはっきり書きます。とくに斜めに動く駒(馬・象・士)では、方向とあわせて行き先の筋も書く必要があり、将棋より記述の要素が一つ多くなります。
WXF表記という選択肢もある
漢字の棋譜のほかに、WXF表記というアルファベットと数字だけの書き方もあります。将棋の座標表記に近い感覚で読めるので、漢字に不慣れな人にはこちらのほうが取り組みやすいことがあります。
関連する質問
将棋の棋譜が読めれば、シャンチーの棋譜もすぐ読めますか?
すぐには読めませんが、「一手を記号の組み合わせで表す」という発想自体は共通しているので、慣れは早いはずです。
シャンチーの棋譜に「取った」を示す記号はありますか?
ありません。行き先だけを書き、盤に並べて追う前提の書き方になっています。