自分の対局はどう振り返ればよいですか?

ここでの回答は、当サイトのオープンソースエンジンが実装しているルールを述べ直したものです。エンジンはアジア象棋連合(WXF)の指し手・詰み・反復局面の両方の裁定を実装しています。連続王手でも長捉でも、反復を強いた側は引き分けではなく負けになります。長捉の裁定は公式判例集での検証をまだ受けていません。具体的な局面に言及する場合、その局面はリンク先の参照ページにあり、公開前に検証されます。

結論

負けた対局だけを、一局五分で見ます。やることは一つで、「どの手からおかしくなったか」を自分で先に決めること。決めてからエンジンに確認すると、自分の判断のどこがずれているかが分かります。順番を逆にすると答えを見てから考えることになり、残りません。全部の手を調べようとすると三局でやめるので、最初から一箇所に絞るほうが続きます。

なぜ負けた対局だけなのか

勝った対局にも間違いはありますが、直す動機が働きません。負けた対局には結果という手がかりがあり、しかも同じ負け方が何度も出てきます。同じ型が三回出たら、それがいま直すべき一つです。

一局五分という上限も本気の数字です。上限を決めないと一局に一時間かけ、そして二度とやらなくなります。

どこを見るか

ほとんどの負けは三箇所のどれかで決まっています。駒交換のあと——交換した結果の終盤が悪い。将の安全——士象が欠けたのに気づかず攻められた。二つの狙い——一手で二箇所を狙われて受けきれなかった。この三つを順に確認するだけで、大半の負けの原因は見つかります。

記録の残し方

気づいたことは一行で書きます。「交換して包が残る終盤を軽く見た」程度でよく、長く書くと読み返しません。同じ一行が三回並んだら、それが次の一週間の練習課題になります。

エンジンの評価値を使うなら、符号と桁だけ見ます。細かい上下を追っても学べるものはありません。

関連する質問

対局直後に見るべきですか、日を置くべきですか?

直後のほうが何を考えていたか覚えているので有利です。悔しさで見られないなら翌日でかまいません。

勝った対局は見なくてよいのですか?

優先度は低いです。ただし際どい勝ちは負けと同じ価値があります。

エンジンがなくても振り返れますか?

できます。悪くなった手を自分で決める作業のほうが本体で、エンジンは確認役です。

盤で試す

読んで分かることと指せることは別です。無料、コンピュータとも人とも対局できます。