将棋の持将棋・入玉勝ちに相当する制度はシャンチーにありますか?
ここでの回答は、当サイトのオープンソースエンジンが実装しているルールを述べ直したものです。エンジンはアジア象棋連合(WXF)のルールに従い、公式の110局からなる反復局面の判例集で回帰テストしています。具体的な局面に言及する場合、その局面はリンク先の参照ページにあり、公開前に検証されます。
結論
ありません。将棋の持将棋・入玉勝ちは、玉が敵陣近くまで進んで安全な状態になることを前提にした制度です。シャンチーの将は九宮から生涯出られないため、玉が敵陣へ入るという状況そのものが起こりえません。
制度の前提が根本的に違う
将棋の入玉ルールは、終盤で両者の玉が互いの陣に入り込み、詰みにくくなった局面を持ち駒の点数で決着させる仕組みです。シャンチーには持ち駒も昇格もなく、将が九宮の外に出る選択肢もないため、この種の制度を作る土台自体がありません。
シャンチーで長引く局面はどう決着するか
代わりにシャンチーには60手ルールや駒不足による引き分けなど、別の仕組みで長引く局面を処理します。目的は近いものの、成立の仕方はまったく違います。
関連する質問
シャンチーの将が敵陣近くまで進めないのは弱点ですか?
弱点というより設計です。将は最初から受け身の駒として作られています。
持将棋のような点数計算の考え方は他に応用されていますか?
シャンチーの標準ルールでは、駒の点数で対局を決着させる仕組みは使われていません。